600年もの歴史を持つプラハの天文時計に驚愕!!

せっかくプラハに来たのであれば、プラハの象徴的な観光スポットに訪れたい!そんな人には「プラハの天文時計」がおすすめ。
なぜなら、この天文時計は15世紀からプラハの街で時計として使用されてきた歴史的な代物で、600年もの間人々に時を告げてきたため。
「プラハの天文時計」は今やガイドブックにも載るプラハの象徴のうちの1つだ!
プラハの天文時計とは?
プラハの天文時計はチェコの時計職人と天文学者によって作成された天文時計で、旧市庁舎にある。この天文時計は現在動いている最古の天文時計といわれている。
外観はとてもカラフルで複雑!なぜなら、時計としての機能に加え、月の満ち欠けや太陽の日の出、日没時間、月日を文字盤から読み取ることもできる時計だからだ。
15世紀に作られた時計だが、現在でも内部の仕掛けであるからくり人形が9時~23時までの毎1時間ごとにショーを行なう。からくりショーには聖書に登場するキリストの12使徒が登場し、時を刻む。
プラハの天文時計への行き方
住所:Staroměstské nám. 1, 110 00 Josefov
営業時間:09:00~22:00 (※月曜のみ11:00~22:00)
入場料:大人:130チェコ・コルナ(約620円)、子供:80CKZ(約380円)
旧市庁舎が天文時計のある建物の正式名称。場所は旧市街広場の西側にある。地下鉄Mustek駅から徒歩6分ほどの距離。
時計自体は24時間動いているので、訪れてみることが可能だ。
からくり時計に感嘆!
実際のからくり時計を見るととても感動した!
なぜなら、600年もの月日が経っているとは思えないほど滑らかに動いていたためだ。聖書には詳しくないため、どの人形がどのキャラクターか判別はできなかったがあっという間に終わってしまった。
また、天文時計を訪れる時間帯を変えると違った印象を抱いた。例えば、昼と夜の違い。
動いている最古の天文時計であるため、昼間は観光客が殺到している。人によってはからくり人形ショーの20分以上前から場所とりをしており、昼間に天文時計の目の前で写真を撮ろうとすると、人が入らないように撮影することは困難なほど。
その一方で、夜闇に浮かぶその姿は、昼とは違い荘厳さが際立っていた。
くわえて、夜は人も少なく、写真撮影の絶好のタイミング。周囲の雰囲気とともに、現実ではなく、異世界へタイムスリップしたような体験をすることができる。
天文時計を訪れる際の注意点
からくり人形ショー前後10分は大混雑
9〜23時の間、1時間ごとに行われるからくり人形ショー。そのため、場所取りをしている人までいる。真冬であっても、それは変わらず。
僕が到着したのは10分前だったがそれでもすでに大行列になっており、真正面からショーを観覧することは困難。写真を取るために訪れるのであればこの時間帯は一番混雑しているので、おすすめできない。
セルカ棒は必須
からくり人形ショーの時間帯を避けて訪問しても、完全に人がいない時間がないほど混雑している。
セルカ棒で角度や高さを変えて撮影すると、人が入りにくく撮影できるようで、観光客はみんなセルカ棒を持参していた。また、からくり人形ショーなどもセルカ棒があると高さができて、きれいに写真を撮ることができる。
寒さ対策は万全に
実際に私が訪れたのは1月。日中でも0~1℃、寒い日は氷点下にもなるような場所で、とても寒い。特に、天文時計前は石畳になっており、凍える寒さ。
からくり人形ショーを待つ時間、冷えるのでカイロやヒートテック、重ね着で防寒はしっかりとする必要がある。
オススメの訪問時間・見学場所
並びたくない人はトリックアート美術館から見物を
並びたくないけど、人がいない場所から見たい場合、おすすめは天文時計向かいのトリックアート美術館。
実はこの美術館の2階の窓が天文時計の真向かい、同じ高さに位置する。トリックアートを楽しみながら待ちつつ、からくり人形ショーの時間に窓から楽しめ一石二鳥の場所。
美術館のスタッフにも尋ねたら、天文時計観覧の穴場スポットなのだとか。どうしても並びたくない人にはおすすめの写真スポットだ。
おすすめの訪問時間は22時以降
圧倒的に人が少ない時間帯は22時以降。実際に23時頃に到着した際、観光客はまばらだった。周囲は真っ暗ではなく、レストランもあるので危険ではないが、防犯対策はしっかりとしておこう!
夜の天文時計は昼とは違った幻想的な雰囲気で引き込まれそうになるのでおすすめ。
昼夜で雰囲気が変わるプラハの天文時計にあなたもぜひ!
プラハには歴史的な観光名所が多くあるが、その中でプラハの天文時計は人気スポットの一つ。600年以上動き続けており、機械仕掛けの時計は地元の人にも愛されているプラハの象徴。
昼の天文時計はカラフルでかわいらしく、夜は幻想的に映るそんなプラハの天文時計はぜひ訪れてほしい場所だ。
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