穴場スポット!日本人観光客がいないMaria Laube展望台!!

せっかくチェコに来たけど、プラハ城は特に中国や韓国からの観光客が多く、異国の空間を楽しむことができなかった。観光客が少ない古城や周囲を散策したい。そんな人におすすめなのが、「Maria Laube展望台」!
Maria Laube展望台はチェコの首都プラハではなく、第二都市ブルノに近い、モラヴィアに位置するため、観光客が少ない穴場スポット。展望台のすぐ近くにあるペルンシュテイン城の遠景を楽しむことができるウォーキングコースだ。
僕も実際に行ってみたが、ペルンシュテイン城のシーズンオフだったこともあり、アジアからの観光客は皆無だった。
アジア人が少なく、より中世の雰囲気を楽しめる古城を訪れたい人にとって、おすすめです!
Maria Laube展望台、ペルンシュテイン城とは?
Maria Laube展望台はペルシュテイン城を望むことができる展望台。
ペルンシュテイン城は13世紀後半にメドロフの領主によって設立が開始し、16世紀前半に当時のチェコ王国で最も裕福で強力な王族であったペルンシュテインによって完成された。
窓やドアに大理石のような石が使用されていることから、「大理石の城」とも呼ばれている。映画のロケ地としても何度も使用され、現代にもきれいに残存している古城の1つだ。
Maria Laube展望台へは30分~1時間程度のウォーキングコースを歩いていく。
ペルンシュテイン城の周囲を囲うこの道は地元の人の散歩コースとしても有名だ。特にコロナによるロックダウンの影響でお店が開いていない今、自然を楽しもうと地元住民の散歩スポットとなっている。
Maria Laube展望台への行き方
住所:Nedvědice 592 62
営業時間:4〜9月末のみ。時間は日によって異なる
料金:50チェコ・コルナ(約240円)
Maria Laube展望台への行き方は2通り。
・レンタカーを用意して車で行く方法
電車で行く場合は、約1時間。Brno駅からTisnov駅で乗り換え、Nedvedice駅で降りる。片道約60チェコ・コルナ(約300円)。
車で行く場合もほぼ同じで、BrnoからTisnovを通り、Nedvedice村まで行く。約50分で到着できる。
気になる料金は、展望台含む周囲のウォーキングコースは無料。ペルンシュテイン城内に入るには50チェコ・コルナ。城内部の見学は外国人向けのガイド付きツアーで150~200チェコ・コルナが追加で必要。
景色はまるでおとぎ話!
Maria Laube展望台を訪れた際は、そこから望むペルンシュテイン城の美しさに圧倒された。おとぎ話にでてくるような外観、かわいらしい庭園、すべてが美しく言葉がでなかった。
まるで、今にも甲冑を着た兵士が城からでてきそうな城のたたずまいを見ていると、自分が中世に紛れ込んだような気がする空間だった。
ただ、城の内部見学にオフシーズンがあるとは知らず、訪れたので事前に確認しなかったことを大変後悔した。
城内部の見学はできなかったが、周囲のウォーキングコースには、親子連れや一家総出でウォーキングに来ている人々が多かった。
ペルシュテイン城の周りを一巡するウォーキングコースのため、ペルシュテイン城全貌の写真の撮影ができ、内部見学できなくても思う存分堪能はできた。また、展望台には東屋があるので、そこで景色を見ながら一息休憩もおすすめ。
訪れる際の注意点
トイレは早めに済ませておこう
ヨーロッパのトイレは日本と違い有料の場所がほとんど。また、カード支払いに対応していないトイレもあるため、現金が必要。
おつりが出ない場合があるので、紙幣ではなく、コインを持ち歩くようにしよう。また、僕のように、シーズンオフの期間に城を訪れる場合、トイレが使用不可。トイレは事前に済ませておくことをおすすめする。
汚れてもいい歩きやすい靴を!
訪れる際は汚れてもいいスニーカーを履いて行こう。城の内部や広場は平坦な道が多いですが、散歩コースはアスファルトではなくでこぼこ道。
特にチェコの秋は朝方霧や霜がおりやすく、昼でも地面が乾いていないことがほとんど。せっかくの旅行なのでおしゃれな恰好で訪れたい場所だが、靴には注意が必要。
ペルシュテイン城の開放期間には注意
城の内覧をしたい場合は、ペルシュテイン城の開館期間の確認が必要だ。プラハ城とは違い、10月~4月はシーズンオフで閉館している。
また、季節やチェコの祝日によっては開放時間・曜日が異なるので、訪れる前に公式サイトで確認を。10月~4月の閉館期間に訪れると、城の内覧は行えないがそれ以外の場所は開放しており、散策は可能。むしろ、この時期は地元客しかおらず、中世にタイムスリップしたような雰囲気が増す。
中世ヨーロッパへタイムスリップしよう
チェコには、古城を眺められる展望台はたくさん残っている。しかし、Maria laube展望台はプラハから離れているため観光客が少なく、ゆっくりと古城を楽しめる穴場スポットだ。また、観光客が少ない分、周囲の会話はチェコ語ばかりで、海外に来たことをより実感でき、おすすめ。
中世にタイムスリップしたような感覚をあなたも体験してみよう!
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